麹は人々を育てる

◆麹と人の密接な関わり合い

穀物にコウジカビを中心にした微生物を繁殖させコウジカビが体外に分泌した酵素によりデンプン、タンパク質、脂肪などを分解する事が出来ます。
そして酵素の作用を利用し味噌、醤油、酢、漬物、日本酒、焼酎などの発酵食品を作る時に必要となり麹は我々日本人の食文化に取っては切っても切れない関係です。

◆麹を利用した消化のサポート

主に麹に含まれる酵素は「アミラーゼ」「プロテアーゼ」「リパーゼ」など30種類以上と言われます。

「アミラーゼ」という成分はでんぷんを分解します。
元々、すい液や唾液にも含まれる消化酵素であり、食べ物をよく噛む事で唾液がより分泌され「アミラーゼ」もその中に含まれます。

 

しかし現代では軽食が多く、あまり噛まなくてもよい軟らかい食物を、短時間で呑み込んでばかりでは無いでしょうか?
そのため唾液の分泌も減少し、消化に負担をかけてしまう事があります。

「アミラーゼ」を上手く食事と共に摂取する事でさらに分解要素を高め、消化を助け栄養の吸収力アップに繋がります。

「プロテアーゼ」はタンパク質を分解する酵素。
そして「リパーゼ」は脂質の分解に効く酵素。

まず人の体を作るのはタンパク質。
タンパク質はアミノ酸が結合して出来たものであり、どんなにタンパク質を摂取してもこの結合アミノ酸を分解しない事には体に吸収される事が出来ません。



三大栄養素である「タンパク質」、「脂質」、「炭水化物」の中で一番消化に時間がかかるのが脂質などの脂分となります。
肉類は3時程度で消化できますが、バターなどは12時間前後掛かかってしまい胃腸にかなりの負担が出てしまいます。

その中で「プロテアーゼ」「リパーゼ」この二つが揃えば脂分や肉類などを消化しやすくなり
消化不良を回避しつつ胃腸の動きをサポートしてくれます。

そのため酵素は栄養摂取や人の成長に欠かすことが出来ない食に対して大事な成分であります。

 

この作用を利用し麹を漬け込んで加熱したお肉は分解の作用により柔らかくなり、結合アミノ酸が分解される事でうま味成分を感じる事ができ、麹の利用により食べやすい状態へと変化出来る。
これが味噌や醤油の効果とも言えます。

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◆麹酵素とダイエットの繋がり

胃腸の動きが悪くなるとエネルギーの消費量が減るので、分解出来ない部分を脂肪として蓄積してしまうことにもなりかねません。
早食いをする人は太りやすいと言われますが、
早食いの人は噛む回数が少ないために消化酵素が唾液と一緒に分泌されにくく、胃に入った食べ物も細かく噛まれていないために消化し難くなってしまいます。

消化がしっかりされる事で、余分な脂肪が排出されダイエットに繋がります。

またダイエットに限らず、消化器官に大きな負担をかける事で消化器の発病リスクを高めてしまいますので病気の原因にも繋がりかねません。

 

食と消化は人の健康に大きな左右をもたらす要素であり、その要素を常にサポートしてくれているのが酵素であります。

今回消化の部分にスポットが当てられていますが、「消化」「吸収」「代謝」「排泄」の食べ物を口にしてから体外への出るまでの過程に酵素が関わってきます。
そのため吸収してからエネルギーとして発散される運動にも関わる事となります。
運動との関係に関してはこちら→「酵素と運動の関わり」



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